赤ちゃんの誕生までには様々なことがあります。そこでおすすめしたいのが、「バースレビュー」です。

バースレビューとは何でしょうか?

そしてその目的や内容を簡単に説明していきます。

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バースレビューとは

赤ちゃんの誕生に関して、希望が叶わなかったことや、苦しい場面もあったかもしれません。しかし、それらのすべての経験は、出産でしか得られないものです。

出産を成し遂げ、赤ちゃんを授かったあなたにとって、かけがえのない思い出となるはずです。

そんな方にお勧めしたいのが、バースレビューです。

バースレビューとは、出産の経過を振り返るものです。バースレビューの時期は、出産後、3日目以内に行うのがよいとされています。あまり書く時期が遅くなると、忘れてしまうことも多いからです。

バースレビューを書くことによって、退院前に出産を担当した医師や助産師さんとお話をする機会が持てると思います。

バースレビューを書く目的は、自分自身の出産を客観的に見つめ直すことができ、また出産の最中になんとなく気になったことを解決することができるということです。

次に、バースレビューの内容について、具体的に項目を挙げていきます。

  • 生まれてきた赤ちゃんに最初に会った時のあなたの気持ち。
  • あなたの夫が感じた気持ち。
  • 出産の経過を通じて感じたことや、印象に残っていること。
  • 出産のことで医師や助産師に確認したいこと。



以上の内容をバースレビューに書けばよいでしょう。

高齢①

バースレビューは出産を振り返る大切な記録ですので、書き留めるようにしましょう。

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バースレビューを書く目的

「いいお産ができた」という気持ちは、どんな時に感じるでしょうか。

「満足できる、いいお産」を簡単に言葉で説明することは難しいかもしれません。しかし、出産の際に周りの人たちから大切にされたと感じることや、祝福されたこと、自分が納得できる出産ができたと感じることではないかと思います。

こういったことを振り返ることができることが、バースレビューを書き留めておく大きな目的です。

もし、「あの時もっとこうできればよかった」とか、「質問したいのにできなかった」という思いがあれば、是非バースレビューに書いてほしいと思います。

そういった内容を書くことによって、後になってその内容を確認することができます。退院前に、バースレビューの内容を確認しておくことで、希望通りにできないことがあったとしても、納得することはできるはずです。

ビデオなどで出産の瞬間を撮影したりすると、映像に残っているからと、つい言葉を残すことを忘れてしまいがちです。

しかし、そういった方法で映像を残していたとしても、是非自分の目や耳、心を通して刻んだ想いを、言葉で残してほしいと思います。どんな方法であっても、言葉で残す事は大切です。それはきっと大切な記録となるはずです。

高齢①

バースレビューは自分の目や耳、心を通して刻んだ想いを、言葉で残すことです。

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バースレビューの記入例

バースレビューの記入例を挙げておきます。内容や方法などの記入例が参考になると思います。






高齢①

自分自身の想いをバースレビューに書き留めてください。

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母子手帳を活用する

母子手帳も有効に活用してください。母子手帳には、健診結果を書き込む欄以外に、自由に書き込めるページがあります。

母子手帳には、下記の項目を書き込んでおくと良いでしょう。

  • 妊娠中のあなた自身の気持ち。
  • 夫の気持ち。
  • 胎動など日々実感したことの記録。
  • 赤ちゃんへのメッセージ。



このような内容を書き込んでおく目的は、生まれてくるお子さんの何にも代えがたいプレゼントになるからです。

母子手帳は、産後はお子さんの健診データや予防接種の記録などになっていきます。小学校、中学校の授業では、名前の由来や生まれた時の様子などを振り返る授業のために、母子手帳が使われることもあります。

そんなときに母子手帳を親子で眺めながら、「あの時はこうだった」とお話ししてあげることができるといいと思います。

高齢①

母子手帳に出産当時の気持ちなどを記録しておくことで、お子さんへのプレゼントになります。